Gilmore girlsは人生の教科書だった。ローリーについて思うこと。
素直で頑張り屋さんのローリーから学ぶことと、自分に重ね合わせて思うこと。
ギルモアガールズはシーズン1〜3のチルトン時代の方が圧倒的に人気を感じる。
私もやはり繰り返し見ているのは、初期の話だった。
なぜならみんな、素直で勤勉、可愛くて読書家のローリーが大好きなのだ。
高校時代よくそんなローリーに憧れていた自分を思い出す。
しかし今、私が学ぶべき存在はシリーズ後半のローリーだ。
コメント欄より
I think Rory's downfall is pretty realistic. She grew up being adored and treated like a saint by everyone, so when she went to college and started living in the "real world" she realised she just wasn't that special and crackled. Tbh I think that if her relashionship with Jess had worked out things would be different, since he was one of the few people who called out Rory on her bs.
(私はローリーの落ちぶれ方はとても現実的だと思う。彼女は周りから可愛がられ、大切に扱われて育った。だから大学に入り”本当の世界”で生き始めた時に、初めて自分が特別でないことに気づき傷ついた。しかしもしジェスとの関係がうまくいっていればもう少し変わっていたでしょう、なぜなら彼女が大切なことから目を背けていることを指摘する数少ない人物だったのだから。)
私はずっとローリーの大学入学後以降のエピソードは、ローリーが大人になっていくことを描いてるのではないかと思っていた。いつまでも、真面目で勉強ができて優等生のかわいい女の子ではいられないと。
それとも似ているけれど
最近になって思うのは、狭い世界で認められて大切にされて自信をつけた女の子が、広い世界に出たときにどう適応して変われるのか、ということだ。よくローリーは変わってしまったと言われることが多いけれど、そうではなくてローリーは変われなかった、のだと思う。
努力して努力して切符をつかんだ。だけど一度その電車に乗り込んだのなら、変わらなければいけない。そこには切符を掴むことのできた人しかいない。自分は何一つ特別なんかじゃないことに気づいて傷つく。そこで踞るのか、自分を変えて前に進むのか。
また別のコメント
For me, Rory's downfall really started when she dropped out of Yale in season 5/6, but her weaknesses are even hinted at in earlier seasons, like when she had a meltdown in Chilton because she failed one test. I think Lorelai was so focused on providing her opportunities and making sure she got everything she wanted that she never properly taught Rory how to deal with the one thing we will all inevitably encounter: failure. Sometimes even being smart and doing your best is not good enough to secure success.
(ローリーの転落劇は彼女がイェール大学を休学したときから始まったように見えるけれども、実は彼女の脆さは初期のシーズンでも表れている。例えば彼女があるテストで失敗してしまったときのエピソードのように。ローレライは皆が避けて通れない問題への対処法をしっかりと教えずに、ローリーがやりたいことを応援することだけで頭がいっぱいだったのではないかと私は思う。ただ賢くいつも精一杯やるだけでは、うまくいかないこともあるのだから。)
これは今の自分と重なりすぎてヤバい。
誰よりも一生懸命やってきたのになんで?って。
そうやって真面目に一生懸命やるのが自分のスタイルだと思ってたから、それが崩れたときに耐えがたくなるんだよね。ローリーの優等生の側面を崩すために間違った方向にハメを外すのが本当に痛々しかった。
私の母も、私が海外の大学に行きたいというと応援してくれた。私の”やりたい”を大切にしてくれたことに感謝しかない。その背景にはローレライと同じように、何かに制限されていたからだと思う。
そして挑戦する機会をもらって、いざ物事がうまくいかなくなったとき、その対処法がローリーも私もわからないのだ。ならば今、自分の弱さに目をむけ、自分自身を変えて行かなければいけない。
mmm
好きな本の中でも好きな本
人生の中できっとずっと大切なんだろうと思う本たちを記録しておこうと思う。
もしかしたら、何年後かには変わってしまっているのかもしれない。
だからこそ。
生きづらさ、について。自分が辛いときに寄り添ってくれる本。
虚無感のようなものから離れられない。
マチネの終わりに/平野啓一郎
恋愛だけじゃなくて、芸術とか家族、人生、テロ、いろんな要素を含んでいる小説。個人的には小峰洋子という人物像が好き。あと、又吉さんのツイートが素敵。
平野啓一郎さんの『マチネの終わりに』が最高だった。苦難や不備を無かったことにするのではなく、痛みを麻痺させるわけでもなく、それらから目を逸らさずに、それでも人生の素晴らしい瞬間を体感させてくれるからこそ感動できる。毎晩、こんな気持ちで眠りたい。
— 又吉直樹 (@matayoshi0) August 6, 2016
何回も読み返してしまう、そんな本たち。
mmm
淡々とした映画。贅沢な時間。
Sekaishi わーるどひすとりー
理系だったので受験には使わなかった世界史。
高二までは必修科目だった世界史は、先生も授業も大好きだったが、カタカナを覚えられず脱落。
いつか世界史をやり直したいと思って、捨てずに取っておいた世界史の教科書。
(詳説 世界史 (山川出版社))
ただの読書だと思って読むと結構面白い。
自然環境の変化について
気温の変化も、それが長期間に緩やかにおこるものであれば、私たち人類も含めて、多くの動植物はこれまでそれに適応してきたからである。
4ページ目を読んで理解したことは、世界史が現代にフォーカスしているsubjectであることだった。
そして次のページにはこう書いてあった。
地球的視野にたってその多様な自然環境と人間の営みを考えることが必要である。
これは自然環境に対しての話だけど
人の移動やインターネットでの情報共有が安易になった現代社会で、世界史を学ぶことは必要不可欠だと感じた。
最近は批判する文化が広まっているように思える。だけど、
本当に必要なのは、相手を理解し、受け入れることではないだろうか。
日本史ももちろん好きだけれども、まずは世界史をやり直してみようと思う。
mmm
STUDY
勉強は嫌いじゃないけど、
モチベーションの必要な行為だ。
私が受験生だった頃、それはギルモアガールズのRory(ローリー)だった。
mmm